凡庸大学生の日常

徒然なるままに

マルタ旅行(日記)

1月10日から14日の4泊5日でマルタ旅行に行ってきたのでレポートです。

地中海に浮かぶマルタ共和国。夏はバカンス地として有名ですが、オフシーズンの1月に行ってきたので旅行の詳細をメモしておきたいと思います。

本記事はまとめというよりは日記に近いので、スケジュールの参考程度にしていただければと思います。

初日と最終日はほぼ移動なので、観光に費やしたのは3日間です。

今回の旅は早足でしたので、じっくり見たい方は私のスケジュールよりも長めに見てもらえるといいかなと思います。私のスケジュールでも一通り満足できるくらいには見ることができました。

写真は全て私が撮影したもので、加工はしていません。

 

日程

1日目(1/10 火)

23:00 マルタ国際空港到着

飛行機が大幅に遅れて23時到着に。入国審査は問題なくスムーズでした。

23:30 ホテルまでシャトルバスで移動

ホテルまでの移動はタクシー、バス、シャトルバスが一般的なようです。

今回は夜遅かったため1番安いバスは運行しておらず、2番目に安いシャトルバスにしました。

シャトルバスは乗り場が分かりづらかったため、一度手配会社に電話で連絡しました。シャトルバス自体はホテルの目の前まで送ってくれて便利です。運転はだいぶ荒く、アメリカからきたというご夫婦でさえ爆笑してました。運転手さんのスキルのおかげかとてもスピーディーです。

24:00 ホテル(マレイハ)到着

ホテルは周辺のヨーロッパ諸国と比べると安く、バカンス地ということもあり、綺麗で豪華です。マレイハエリアは、ホテルやお店も多くありました。ただ、バスをメインに利用する場合は交通の便はあまり良くなかったため、次回行くとしたら別のエリアにすると思います。首都ヴァレッタ周辺が良いかと思います。

 

2日目(1/11 水)

9:00 起床・ホテル付近の文房具屋でバスチケット購入・バス停へ

マルタのバスはタリンヤカードというカードを使って乗るのが便利。空港で買うのが無難ですが、文房具屋さんとかでも購入できます。私はホテル付近の文房具屋さんで購入しました。ローカルなお店の場合、タリンヤカードを購入する際にクレジットカードが断られる場合があります(利益率の関係)。マルタは基本的にカードが利用可能ですが、現金はあった方が安心です。

10:00 ブルーグロット(青の洞門)付近散策・昼食

ブルーグロット

 

この日は強風のためブルーグロットに行く船は出ませんでしたが、近くの崖から見ることはできました。ブルーグロットを含め地中海の海がとても綺麗でした。出航場所付近では海の近くまで降りることができます。レストランはたくさんありました。私は、Azulというお店でタコのリゾットを食べました。タコはマルタの名産らしいです。

12:30 遺跡群まで徒歩で移動

ブルーグロットから遺跡群までの道中

ブルーグロットから徒歩30分ほどの場所に遺跡群があります。バスもでていますが、本数が少なかったので歩くことにしました。道路は整備されていて散歩に適しています。

13:00 ハジャールイム遺跡、イムナイドラ遺跡観光

イムナイドラ遺跡

ハジャールイム遺跡とイムナイドラ遺跡へのチケットは、ビジターセンターで購入できます。チケットは、ビジターセンターの資料館も含まれています。どちらの遺跡も大きく状態も良いため圧巻です。周囲の緑や海の近さも楽しめると思います。

14:00 首都ヴァレッタまでバスで移動

遺跡群から首都ヴァレッタまでは乗り換えなしで行けますが、1時間に1本の頻度でしかバスがありません。

14:30 首都ヴァレッタ散策(聖ヨハネ大聖堂・カーサロッカピッコロ・聖エルモ砦・ロウワーバラッカガーデン・アッパーバラッカガーデン)

首都ヴァレッタ入口

首都ヴァレッタは要塞都市として有名で、街全体がユネスコ世界遺産に登録されています。門を潜った瞬間に世界観がバッと変わります。今まで行ったどんな場所よりもテンション上がりました。小学生の時に行ったディズニーランドみたいなワクワク感、とてもおすすめな街です。

ヨハネ大聖堂・カーサロッカピッコロ・聖エルモ砦・ロウワーバラッカガーデン・アッパーバラッカガーデンは、それぞれ順番に回りました。全体的に見所がありますが、中でも聖ヨハネ大聖堂とアッパーバラッカガーデンはおすすめです。

ヨハネ大聖堂

ヨハネ大聖堂は、マルタ騎士団の教会です。内装はとても豪華で凝っていていつまででも見ていられるほど魅力的です。床にある装飾がお墓と同じような扱いのためハイヒールの着用はNGだそうです。

アッパーバラッカガーデンの猫

アッパーバラッカガーデンでは、対岸の街が見れます。マルタは猫の国としても有名ですが、アッパーバラッカガーデンには猫ちゃんがたくさんいました。

騎士団長の宮殿にもいきたかったですが、休館日でした。

18:30 スリーマまでバスで移動

ヴァレッタのバス停は門を出たところにまとめてあるため、わかりやすいですが、正しい出発口を見つけるのが大変です。この時間のバスはとても混んでいました。

19:00 TA'KRISにて夕飯・スリーマでショッピング

うさぎ肉の煮込み

スリーマカらはヴァレッタの全貌が見えます。海沿いを歩いて行くとヴァレッタのいい写真が撮れます。スリーマにはショッピングモールや商店街が多いため、ショッピングには最適です。ただ、ハイブランドなどは少なく、日本にもあるようなお店が多いため、マルタでのショッピングに関してはあまり期待しない方が良いです。

TA'KRISは少し小さい道に入ったところにあります。この日は予約なしですぐに入れました。うさぎ肉と季節のおすすめのエビサラダを頼みました。有料なのか無料なのかわかりませんでしたが、注文していないマルタパンとビギラ(ディップ)が出てきました。全体的に美味しかったです。うさぎ肉は、全くクセがなくて食べやすいです。味付けも日本人は好きそうなビーフシチューっぽい味です。ビギラもとても美味しいのでおすすめです。また、ワインの取り揃えが良く、私もマルタワインを注文しました(写真にうっすら写っているFENICIというワインです)。普段あまりワインは飲みませんが、とても飲みやすかったです。

23:00 ホテルまでバスで移動

ホテルまでのバスは乗り換えがうまくいかなかったため大変でした。

24:00 ホテル着

 

3日目(1/12 木)

9:00 ポパイ村まで徒歩で移動

ポパイ村までの道 心配になる程何もない

ポパイ村まで歩きました。道中は何もなく、道もきれいに整備されているわけではありません。途中で雨に降られて大変でした。夏のマルタは天気が良いらしいですが、1月は急な雨や強風があるため注意が必要です。

10:00 ポパイ村観光・ポパイズダイナーにて昼食

ポパイ村入口付近にあるビューポイントからみたポパイ村の全容

ポパイ村を観光しました。映画「ポパイ」の舞台セットをそのまま残してあります。ポップな色合いと形をしていてかわいいです。1月は閑散期なのか私のほかには数組しかいませんでした。ポパイをはじめとしたキャラクターたちは常時園内にいました。お客が少ないからか積極的に絡みに来てくれます。ショーも目の前で見れて満足度が高かったです。ポパイ村は海岸にあるのですが、海の青さも素晴らしかったです。

お昼は、園外の門を出たところにあるポパイズダイナーで食べました。マルゲリータを注文しましたがお値段の割に本格的で大きなピザが出てきました。気合で食べきりましたが、一人で食べるには大きいです。

14:00 イムディーナまでバスで移動

バスは1時間に1本しかありませんでした。

15:00 イムディーナ観光(聖パウロ大聖堂・The Knights Of Malta

イムディーナ

イムディーナは現在の首都ヴァレッタの前の首都です。こちらも要塞都市で、町は壁に囲まれています。ヴァレッタよりも落ち着きがあります。「静寂の街」とも呼ばれるそうです。迷路のような道や統一感のある建物がとても不思議な魅力を放っています。

パウロ大聖堂

パウロ大聖堂は早めに閉まる予感がしたのでイムディーナに到着して直行しました。16:00には閉まるそうなので大正解でした。聖パウロ大聖堂は大聖堂と資料館のセットのチケットでした。パッと見るだけなら合わせて1時間半程度あれば周れると思います。

特に行く当てもなくイムディーナを散策していると、お兄さんに「今日最後のショーだよ、見ていかない?」と声を掛けられ、特にすることもなかったためThe Knights Of Malta」という資料館のような場所に入りました。見た目はだいぶ怪しいですが、チケットはマルタの観光協会的なやつのロゴが入っていたので、おそらく大丈夫です。ショーの内容はマルタの歴史について、特にマルタ騎士団が駐在し始めてからにフォーカスが当たっていました。音声は日本語もあります。ショーの後は人形が並ぶ一本道へ。それぞれの人形はマルタで起こった出来事を表していて、一つ一つに音声で説明があります。私は満20歳ですが、めちゃくちゃ怖かったです。泣くかと思いました。

18:00 ヴァレッタまでバスで移動

一本で行けます。

18:30 ヴァレッタ散策

接着剤が必要になったので探しつつ街を歩きました。

19:00 ホテルまでバスで移動

毎回1時間もバスに揺られるのはもったいなかった気がします。

20:00 ホテル着

 

 

4日目(1/13 金)

終日 コミノ島・ゴゾ島ツアー

Get Your Guideというサイトで予約した日帰りゴゾ島・コミノ島ツアーに参加しました。予約は1週間ほど前に天気予報を見て、今回の旅程で一番風が弱そうな日を選びました。

船は小舟といった感じでした(写真の奥の方の船です)。初船だったため酔わないか心配でしたが、幸いにも風も少なく穏やかな移動でした。

コミノ島 ブルーラグーン

まずはコミノ島のブルーラグーンへ。ブルーラグーンはとっても青い海がきれいなビーチです。1月でしたが海に入っている人はちらほらいました。写真よりも実物の方が透き通っていて綺麗です。クラゲや小魚が透けて見えました。コミノ島はピーク期にはお店が多くあるそうですが、今回はカクテルを売っているトラックがあるだけでした。

しばらくブルーラグーンで時間を過ごした後、ゴゾ島に移動しました。ゴゾ島では2時間の自由時間がありました。船着場で待機していたバスツアーのお姉さんに捕まり、多少高くは付きますが青空バスで島を巡れるとのことで、ホップオンホップオフバスを利用しました。ヨーロッパの観光地には必ずあるやつです。イヤホンで音声ガイドが流れて楽しいです。日本語もありました。

ゴゾ島 チッタデッラ

今回はあまり時間がなかったため、とりあえず中心地のヴィクトリアに行きチッタデッラという要塞都市を見学しました。チッタデッラは、今まで見た2つの要塞都市と比べると少し無骨といった印象を受けました。ヴァレッタやイムディーナはとても管理されていると感じましたが、チッタデッラはありのままを感じました。とはいえ、治安が悪いなどといったことはありませんでした。また、自然豊かな島の高いところにある都市であるため、眺めがとても良かったです。ここまでの日程でこれといったお土産屋さんが見つかっていなかったので、チッタデッラで名産の手編みレースを購入しました。

ここまでで大体1時間ほど使ってしまったので、バスに乗ってゆっくりと島を回りつつ集合場所に戻りました。

ゴゾ島は見たかったけど見れなかった場所が多かったです。1日見て回る時間がとれたら良かったと思います。

20:00 ホテル付近one80にて夕飯

シーバスのカルパッチョ

 

シーバスのカルパッチョムール貝のリゾットを注文しました。間違って有料の水を頼んでしまいました。海外(一部日本でも)の「お水いる?」は有料なことが多いので注意が必要です。味付けはクセがなく美味しかったですが、リゾットの米があまり好きではなかったです。ヨーロッパのお米は美味しくないことが多いです。

 

5日目(1/14 土)

11:00 空港までバスで移動

初日のシャトルバスと同じ会社が手配してくれたバスで空港まで移動しました。ホテルの目の前まで迎えにきてくれて便利でした。

12:00 空港で買い物・出国

手続きを終えてロビーに行くとお土産がたくさん売ってました。旅行中はあまりお土産屋さんが見つからず、お土産が買えていませんでしたが、空港でほぼ全て手に入ります。